日経トレンディのヒット商品ベスト30。今年のトップは……
「PB商品」
正直、「えっ?」という感じ。
たしかに、そう言われればそうなのだろうけど、PB商品といえば、1993年、あのダイエーの「セービング」が、ランキング3位に入っております。
続く94年には、1位がダイエーの「バーゲンブロー」をはじめとした輸入ビールで、2位が「格安PB商品」。
懐かしいです。
日経トレンディ編集部も、「前回(93年)と08年では決定的な違いがある」と分析しています。
それは、PBの品質の向上。
以前は、安かろう、悪かろうのイメージが、たしかにあった。
それを、イオン・トップバリュとセブン・セブンプレミアムが打ち破った。
中内功が草葉の陰で、ほぞを噛んでいそうです。
めぐりめぐって15年、かつて3位だった商品をトップに据えざるを得ないほど、今年の「ヒット商品業界」(?)は不作だった。
何より期待の「iPhone」と「崖の上のポニョ」を、それぞれ11位、27位とベストテン入りさせられなかったことが、このランキングの苦しさを表しております。
普通なら、強引にベストテン入りさせてもおかしくないですからね。
で、2位は、むしろここにきてまた加速感の出てきた「EeePC」で、3位の「WiiFit」を挟んで、4位の「アウトレットモール」と続く。
今年のヒット商品は、ディスカウント系商品であることは間違いないです。
しかし、「10万円パソコン」という言葉で、99年に3位となっているし、アウトレットモールも、93年に5位となっています……。
経済は循環しているけれども、それはスパイラル状になっているといえば、聞こえはよいですが、ランキング作成者には苦しいだけです。
個人的には、「ケシポン」を9位にするなら、「B型自分の説明書」(14位)と「カレー鍋」(29位)を、もっと上にして欲しかったなという感じ。
「血液型説明書本」は、あれだけ各社がこぞってマネ本を出したのだから、その影響力は大きい。
元祖は累計500万部だそうですが、マネ本も合計すると、もっといっているはず。
少なくとも、「ジェロ」(13位)より上でもよいのではないかと。
「カレー鍋」は、我が家では結構早くからチャレンジして食べていたので、何か嬉しいなということもあり。
現在のように、ハウス、永谷園など各社製品が出揃う前、何かの雑誌で読んで、バーモントカレーで試してみたら、「おー、こりゃうまい!」ということで、我が家の定番鍋に入りました。
最後、ごはんでもいいし、うどんでもいいところが、ポイントですね。
しかも、無理に辛口にしなくてもおいしいところも。
子供も大人も楽しめる鍋です。
冬場の商品は、年間ランキングには厳しいので、やむをえませんかね。
さしあたって、この後発表される日経MJが、「iPhone」「ポニョ」をどのような順位(MJは番付ですが)に落とし込むか。
そこがマーケターとしては注目です。
要は、失速気味の「iPhone」を、残念賞など番付外にするかどうかですが。
たしか、今月末くらいでしたかね、日経MJは。







