Knock! And it shall be opened to you! >(゚Д゚ )


2009年07月07日

プリウス立てればカローラ立たず

6月の車種別販売台数が発表となり、プリウスの躍進ぶりがデータを持って裏付けられました。
その一方、カローラがランキングからはずれており、「プリウスはカローラを喰った」との報道も。

実際どうなんだろうなということで、調べてみました。
新型プリウス発表前の4月と発表後の6月とで比較すると、こんな感じに。

トヨタ販売台数・自社内シェア】
09070701.gif

台数比較は意味がないので、トヨタ内での販売台数シェアでの比較をしてみました。
プリウスがいきなりシェア20%と大台に乗っております。
プリウスから下は、おおむね排気量の小さい順に並べたつもり。

こうしてみると、小型車のヴィッツ・パッソはさほど影響を受けていない。
100万円前後が主力ですから、200万円ほどのプリウスとは、価格的に競合しないということの証明です。

でも、やはりカローラは最も影響を受けており、マイナス2.5%。
そして、ウィッシュの影響も小さくなくマイナス1.9%。
クラウンもマイナス1.4%と続いています。
この辺は、モロにプリウスとかぶるところ。
ただ、どれかの1車種が集中的に喰われているというのではなく、満遍なく吸い取られたという判断の方が正しそうです。

そしておもしろいのが、ワンボックスのヴォクシーは、むしろプラスとなっていること。
エスティマもマイナス0.8%ですから、さほどの影響はなさそう。
価格とともに、車種タイプも重要な要素であることの裏付けといえます。

トヨタとして、伝統あるカローラをこのまま衰退させてよいのか。
もともと、カローラ単体としては、自社のヴィッツなどに喰われていて、ただヴィッツではホンダ・フィットに勝ち目はなく、ならばとさまざまな「拡張カローラ」を合算して、数字を作ってきた背景がある。
寿命なのでしょうか?

それとも、「ハイブリッドカローラ」の登場はあるのか。
そうすると、プリウスはひとたまりもなさそう。
おそらくその時は、「ハイブリッドフィット」との激烈な大戦争になるでしょうから。

あっちを立てれば、こっちが立たず。
トップ企業は、ブランド間の調整が難しい。
上の表が、1年後どういった数字となっているのか。
楽しみでもあり、怖いことでもあります。

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プリウスvsインサイト
プリウスvsインサイト
posted with amazlet at 09.07.07
井元 康一郎
小学館


posted by 思索人 at 08:57 | Comment(3) | TrackBack(1) | データ
この記事へのコメント
ホンダのインサイトはプリウスの2/5...
9千台弱しか売れていないんですよね。
こんなに差が出るものかと思いました。
生産能力もあるのかもしれません。
Posted by マルセル at 2009年07月07日 13:20
インサイトはハイブリッドとは言い難く、電動アシストに近いという話もあるのですが。
消費者はそんなこと関係ないとはいえ。
Posted by aura at 2009年07月07日 13:58
9000台売れれば十分ですって。(;゚∀゚)
ヴィッツと同等に売れているのですから。
Posted by とみざわ at 2009年07月07日 15:26
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今治タオル
Excerpt: とみざわのマーケティングノート: プリウス立てればカローラ立たず Knock! ...
Weblog: えりの日記
Tracked: 2009-07-09 13:08



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