6月の車種別販売台数が発表となり、プリウスの躍進ぶりがデータを持って裏付けられました。
その一方、カローラがランキングからはずれており、「プリウスはカローラを喰った」との報道も。
実際どうなんだろうなということで、調べてみました。
新型プリウス発表前の4月と発表後の6月とで比較すると、こんな感じに。
【トヨタ販売台数・自社内シェア】
台数比較は意味がないので、トヨタ内での販売台数シェアでの比較をしてみました。
プリウスがいきなりシェア20%と大台に乗っております。
プリウスから下は、おおむね排気量の小さい順に並べたつもり。
こうしてみると、小型車のヴィッツ・パッソはさほど影響を受けていない。
100万円前後が主力ですから、200万円ほどのプリウスとは、価格的に競合しないということの証明です。
でも、やはりカローラは最も影響を受けており、マイナス2.5%。
そして、ウィッシュの影響も小さくなくマイナス1.9%。
クラウンもマイナス1.4%と続いています。
この辺は、モロにプリウスとかぶるところ。
ただ、どれかの1車種が集中的に喰われているというのではなく、満遍なく吸い取られたという判断の方が正しそうです。
そしておもしろいのが、ワンボックスのヴォクシーは、むしろプラスとなっていること。
エスティマもマイナス0.8%ですから、さほどの影響はなさそう。
価格とともに、車種タイプも重要な要素であることの裏付けといえます。
トヨタとして、伝統あるカローラをこのまま衰退させてよいのか。
もともと、カローラ単体としては、自社のヴィッツなどに喰われていて、ただヴィッツではホンダ・フィットに勝ち目はなく、ならばとさまざまな「拡張カローラ」を合算して、数字を作ってきた背景がある。
寿命なのでしょうか?
それとも、「ハイブリッドカローラ」の登場はあるのか。
そうすると、プリウスはひとたまりもなさそう。
おそらくその時は、「ハイブリッドフィット」との激烈な大戦争になるでしょうから。
あっちを立てれば、こっちが立たず。
トップ企業は、ブランド間の調整が難しい。
上の表が、1年後どういった数字となっているのか。
楽しみでもあり、怖いことでもあります。
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9千台弱しか売れていないんですよね。
こんなに差が出るものかと思いました。
生産能力もあるのかもしれません。
消費者はそんなこと関係ないとはいえ。
ヴィッツと同等に売れているのですから。