Knock! And it shall be opened to you! >(゚Д゚ )


2008年06月02日

アルファ校閲者

老疼の雫 先日、楽天・野村監督の著作集を散りばめた、いくつかの出版社合同の新聞広告がありました。
私は、野村監督本は1冊も持っていないのですが、少しは買ってみますかね。
三原監督本は、2冊ありますが、ノムさんのは、何か買う気がしないんですよね。
もう内容が、だいたいわかっちゃっているというのが、潜在理由かも知れません。

で、今度は、サッチーが小説を書いたそうです。
老疼の雫」というタイトルで、何でも、「2001年の脱税事件の際、21日間の拘置所暮らしや保釈中に外出を控えていた頃に書き溜めた」そうな。
転んでも、タダでは起きない。
さすがです。

ノムさんがまだ、ヤクルトの監督だった頃、試合後の監督夫妻に出会したことがありました。
「監督〜」と声をかけたけど、あのまんまのムスッとした表情で、スタスタどこぞやのお店に入って行かれました。
すると、しばらくして、後ろから、サッチーが歩いてきて、「サッチーだ〜!」とみんなでワイワイしていたら、「アンタたち、早く帰んなさいよ」みたいに怒られました。
でも、サッチーは、案外いい人でした。

で、そのサッチー小説について、「小説のなかで、4人の主人公を出して話を展開したり、独特のフレーズがポンポン出てくるのは、才能以外の何者でもない」と編集関係者が絶賛しております。
本当なのでしょうか?
どこまで信じてよいのでしょうか?

普通こういうのはゴーストライターですね。
まあ、「劇団ひとり」のように、才能が開花する人も、稀にはいるのでしょうけど、サッチーはな……。

先般、ある出版社の編集長と、夜をともにしている時、「アルファブロガーのヤツらは困ったもんだ」と嘆いておられました。
曰く、「ヤツらの文章はメチャクチャだ」と。

アルファブロガーということで、たしかに毎日何千、何万の人が閲覧するブログの人気執筆者なのでしょうが、その文章をそのまま書籍にすることはできないことの方が多いようです。
編集長曰く、「ほとんど俺が書き直したこともある」とも。

同席していた、もうお1人が、「とみざわさんの文章は、そんなことないですよね」と救いの手を差し延べてくれましたが、内心冷や汗タラタラでした。
ま、自分は、アルファブロガーなんかじゃないし。
でも、いちおう、一部には「編集者いらずのとみざわ」と呼ばれております。

自分も、そんな憤る編集長氏に、適当に相づちを打たねばならず、「どうしてなんすかねぇ」なんて言いつつ、その理由を考えていたのですが、結論としては、「アルファブロガーは、プリントして自分の文章を読まないのだろう」ということになりました。
はたして、そうなのかわかりませんが。

自分は、森林破壊にココロを痛めつつも、ドバドバ印刷します。
それは、パソコン画面上の文章と、紙に印刷された文章では、読み方が全く違うから。
パソコン画面は執筆者の目で読みますが、印刷した文章は、それに校閲者の目も加わります。
「一晩寝かす」のと似たような感覚が、「プリントアウト」ということです。

昔だったら、手書きの原稿を、版に起こしてもらって、そこで校閲をする。
もちろん、大出版社ではありませんので、自分でやります。
原稿用紙のイメージと版下のイメージは、全く異なる。
だから、自分の原稿であっても、かなり新鮮な目で見られる。
それが今は、「だいたい同じに見える」から、厄介なのでしょうか。
「手書き→版下」という経験の有無の違いなのか……。
これも定かではありません。

ただ原因は何にせよ、出版をもくろむ(アルファ)ブロガーの方は、今後は、文章力とともに、校閲力も身につけておいた方がよいですよというアドバイスでした。
編集者に嫌われたら、出版も覚束ないですから。

ところで、サッチーの本のタイトルは、何と読むのだろう?


posted by 思索人 at 01:45 | Comment(2) | TrackBack(0) | 思索
この記事へのコメント
画面を拡大したら「ろうとうのしずく」と読めました。。。
Posted by BOO at 2008年06月02日 09:56
読んでみたいような、読んではいけないような、微妙にココロを揺さぶるタイトルですな。
( -ω-)y-~
Posted by とみざわ at 2008年06月02日 10:20
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