以前から、ずっと気になっていた浜松の店。
「あんこや」さんです。
駐車場からホテルに向かう途中にあります。
菓子屋ではなく、団子屋でもなく、「あんこや」。
あんこが嫌いな人は少ないでしょう。
それが思う存分食べられる。
マニア垂涎の店です。
もちろん、中に入って、何か買うわけにもいかないので、外から眺めただけですが、何やら伝統のある雰囲気。
ここは、旧東海道から数十メートルしか離れていないところだし、きっと創業は江戸時代とかそういうのだろうな……。
東海道を行き交う旅人相手の団子屋。
うっかり八兵衛のような男が、縁台に座り、あんこたっぷりの団子を頬張る。
「お花ちゃん! お代はここに置いとくよ!」
「あいよ! 八っつぁん!」
そんなやり取りが、この近くにあったのでしょう。
その団子屋にあんこを卸すために、この製餡所はあった。
そうだろうな……。
調べてみると、創業(もしくは設立)は1992年。
えっ!?
1753年とか、天保●年とか、書いてあると思ったのに!
そんなことはないだろうと思いつつ、「製餡所」でいくつか検索してみる。
会社案内 | 甲石製餡所(昭和5年創業)
伊豆 山梨製餡所>会社案内(昭和10年営業開始)
神戸のあんこやさん「松原製餡所」100種以上の餡レシピがあります。(昭和22年創業)
北條製餡所 | 北條製餡所について - 会社概要(1950年製餡事業開始)
どれも数十年の伝統があるけれど、想像していたような江戸期からやっている商売ではない。
ならば、京都はどうだと思い調べてみると、中村製餡所というお店は、明治41年創業。
古いけれど、新しい。
これはつまり、江戸時代の団子屋は、各店であんこから作っていた、その分業が始まったのが、江戸以降で、太平洋戦争後、それが加速したということなのか。
現状では、そのような解釈しかできません。
古い街道沿いには、かつての繁栄を象徴する店舗があるもの。
左の画像は、旧東海道、品川宿近くの団子屋さん。
日本橋をたって、最初の宿場は品川。
旅籠に入る前に、ここで一服。
そんな想像をかき立てられますが、この店も実は昭和の創業だったのかなぁ。
やはり一度きちんと調べないといけません。
夏休みの宿題にしておくか。





